2024/06/21 12:21
ジル トゥルイエ (Gilles Troullier) / フランス ルーション地方

当店で取り扱っている、ナチュールワインの生産者をご紹介していきます。
今回もフランス編でルーション地方の ジル トゥルイエ (Gilles Troullier) のご紹介です。
ローヌ地方に生まれ、ローヌの有名ドメーヌでキャリアをスタートされたジルは、現在、ルーション地方エスタジェルにカーブを構えています。
ローヌ地方に生まれ、ローヌの有名ドメーヌでキャリアをスタートされたジルは、現在、ルーション地方エスタジェルにカーブを構えています。
シラーを中心にグルナッシュ、マカブー、ヤドネールプルートを異なる土壌で栽培しています。
発酵はコンクリートタンクと少しのステンレスタンクで、殆どのキュヴェをバリックで熟成させる製法です。
最近のナチュラル系生産者の収穫は酸と軽さを求める傾向があり、年々早くなっている中、決して早くは無い収穫と樽香、整ったキャラクターから、彼のワインを「クラシックだ」という生産者もいます。
もちろんヴィンテージにもよりますが、彼が葡萄の熟度と酸、エレガンスの両立を求めている事は飲めばすぐにわかります。
果たして自然派ワイン界における「クラシック」とは一体何でしょうか。
「薄旨」「ヴァン ド ソアフ」(渇き。 喉の渇きを潤すような、肩ひじはらずに飲めるワインのこと)だけが優れたワインではない、
と今、多くの生産者がその先を探求していますが、彼もその一人であるといえるでしょう。

